今はどの辺かな? 6月
- 6月1日:「岩船郡山北町桑川漁港です」 08:30中条町笹口海岸発、13:15山北町桑川漁港着、晴、北北西の風、漕行36km。やけに波風が強いと思ったら強風波浪注意報が出ていました、最近はちょいとルーズになり天気予報もよく確認していませんでした、反省してます。途中で避難出来る港も無く、桑川まで来てしまいました。定置網でフグがたくさん上がっていました、売店のおばさんと話していたら晩のおかずにと鰈、鱚、ほっけの揚げたのをくれました、わるいから300円払いました。昨日はバゥハッチに8kg程荷物を積み過ぎ舵の効きが悪く参りましたが、今朝は調整しOKでした、結構微妙です。
5月のまとめ
稼働、29日/31日、漕行距離937km(以外と漕いでいました)。今月受けた好意、お風呂二回、温泉二回、宿泊二回、弁当三回、夕食二回、サザエ五個、飲み物二回、お米二回、カンパ?円、弥彦山観光。等々相変わらず皆さんの親切と元気を頂いて旅を続けています、ありがとう。今後の予定、六月二十日龍飛崎、七月は北海道の日本海側、八月はオホーツク海から知床そして襟岬、九月には青森へ戻り、太平洋岸を再び南下し、十月末か十一月中頃には戻りたいと思っています。現在のところ当初の予定より七日程余裕を持って進んでいます。
- 6月2日:「山形県鶴岡市由良港です」 07:30桑川発、14:30由良着、晴、北北西の風、漕行44km。昨日同様波は高くデッキを越えていく波がスプレースカートの回りに溜り気になる。パドリングについては各人各様に理論が有り癖があるが、それぞれの良いところを取り入れて、理想のパドリングを身に付けたいと思い、海が穏やかな時はいろいろ試していますが、荒れて来ると一種類の漕ぎ方ではとても対応出来ません。パドルを立てたり低く構えたり、船の側を漕いだり遠くを漕いだり、腰溜で漕いだり、波の変化に合わせて漕ぎ分けが必要ですが、支点、力点、作用点を意識して漕ぎます。
- 6月3日:「酒田港です」 07:15由良港発、12:00酒田港着、晴、北西の風、漕行24km。久しぶりに大波を頭から一発被りました、その途端にスプレースカートをはじかれコクピットは水浸し、又バンジーコードに挟んでいたペットボトルは飛ばされ、デッキコンパスは位置がずれました。セットするのに苦労する位の堅いスプレースカートの必要性を実感しました。美しい鳥海山の姿に見取れている間の出来事でした。これ以上は危険と判断し酒田港のヨットハーバーに上がりました、県営との事にて年会費何と8000円。本間様の地は今でも豊かなんですね。今度は庄内平野です。
- 6月4日:「秋田県西目町西目漁港です」 06:30酒田発、15:50西目漁港着、曇後晴、北西の風、漕行50km。昨日の名残りのうねりはあるものの軽い追い風、鳥海山を右後ろに見ながら秋田県入りしました。酒田の街は雨の為海岸通りより見ていませんが、古い作りの海運会社が多く往時をしのばせます。再びバドリングについて、今日は軽い追い風で波も低かったので、一定のペースで漕げましたが、これが一担向い風に変わると力仕事になります、車のエンジンじゃないけれど、高回転高馬力型かトルク重視型かくらいの違いになります。とにかく船を前進させる漕ぎ方をまず身につける事です。
- 6月5日:「秋田市です」 06:45西目発、16:00秋田市着、晴、南東の風、漕行52km。西目漁港にて子もち渡り蟹とアイナメを頂き,、おいしくいただきました。ここでの漁師さんの話では、私の一ヶ月程前にファルトボートで日本一周している愛媛の人が通過して行ったとの事、関連の情報をお持ちの方ご一報願います。今日は途中上がれる港が無く秋田迄来てしまい、又、港内が広く4kmも奥に入り要やくキャンプサイトを見つけました、上がったら早速メバルを頂きました。秋田美人の秋田弁には最初はおよよと思いますが聞き慣れるとやさしくていいもんです。「ぼけかだね!」分かるかな
- 6月6日:「秋田便り第2号」 明け方雨がパラつき、男鹿半島への追い風ではあったが強めだったので停滞とする。近くの定億網の番屋の漁師さん達にさそわれ、朝から鮃の刺し身、こはだの卵の煮つけとつみれ、を肴に日本酒を頂き更に石鰈をニ枚を晩のおかずにと頂きました、秋田に入ってからは魚つくしです。その後、番屋の元秋田美人の澄江さん(若い時はジエットスキーに乗り、今は2.9トンの漁船を所有し漁師をしている、と云う海大好きおばさん)の運転で買い出し、市内観光へと案内して頂きました。秋田は大火の多い所で佐竹藩の頃より三度も焼失しているのですね。
昨日の方言クイズの解答です、「ぼけかだね!」・ぼけか=冒険家でした。
もう一題、「かっぱがる」・・・使い方、「かっぱがらないのかい。」
- 6月7日:「男鹿半島入道崎です」 06:55秋田発、16:00入道崎着、雨、北東の風、漕行48km。雨で男鹿半島まるで見えず、コンパスで300度を維持しながら漕ぐ。北東の風は強いものの風裏を漕ぐので余り影響を受けずに、又、迷路の様に岩礁が入り操んでおり、その中を縫う様に進む。海上から見る遠方の島や岩はその重なり合いや前後の位置関係が非常に判断しづらく、水路探しに神経を使う。予想はしていたが岬を回り込んだ途端に予想以上に激しい、向い風と波の歓迎を受け、通常なら15分を一時間も掛かってしまう。港では地元のカヤッカー目黒さんの世話になる。夜は知人の松田宅。
昨日の方言クイズの解答です、「かっぱがる」=ひっくり返るの意味でした。
- 6月8日:「男鹿半島北浦港です」 11:20入道崎畠漁港発、14:00北浦漁港着、晴、北東の風、漕行8km。昨晩お世話になった松田さんの案内で、八郎潟を干拓して作られた大潟村に行きそこの温泉に入り、一農家平均15町歩という日本離れした広々とした風景を楽しみ、寒風山に登り、南西に秋田、西に男鹿半島、北に能代、東に八郎潟を一望する。昨日漕いで来たコースも一目で見渡せ、一日漕いであれだけだったのかとがっかりする。今日は強い向い風なので北浦漁港までとする、ここで昨日入道崎で会い世話にになった地元カヤッカーの目黒さんに再び会い、明日のコースの港情報を得る。
- 6月9日:「八森です」 06:15北浦発、19:00八森着、晴、風波無し、漕行48km。酷い目に合いました、今日のコースは北浦から八森まで直線的に行き、天気が絶好なので八森以降も行ける所まで行く積もりでした。そして能代沖までは予定通り、ここで洋上昼食をとり再び漕ぎ始めましたが、一時間経過しても景色が変わらない、おかしいな思ったより目標が遠いのかなと思い更に一時間、やはり景色は変わりません、こんな所に潮流が有る訳は無いしと更に一時間、やはり変わりません、ようやく見つけた浮子で確認すると川の流れの様でした。結局三時間同じ所にいました。
それから一番近い海岸に漕ぎ寄せて潮流を避け何とか八森までたどり着きました。約13時間漕ぎ続けへとへとです。宿へ案内してくれた釣人に聞くと、ここは北上流と南下する流れがぶつかる所だそうです。その様な事前の知識も無く、又、広い範囲で流れており見た目には流れを感じさせない事、8km程の沖合だったので定置網や刺し網の標識の浮子や旗竿が無く、自分の進行速度を確認しずらかった事、天気も最高で気分も良かったのでついつい頑張り過ぎてしまった事が重なった失敗でした。お陰で日本海に沈む美しい夕日の中のパドリングでした。
- 6月10日:「青森県深浦町艫作(へなし)漁港です」 09:00八森魚港発、16:30深浦町艫作漁港着、雨、北西の風、漕行32km。昨日の潮流の件に懲りて、今朝は漁師さんから情報を収集する。一日雨、北西の風でこの場合は波が出る、潮は逆潮、視界不良、聞いただけで出漕する気が無くなる。既に雨は降り始め、港でじっとしておるわけにもいかず、出るだけ出て行ける所まで行く事とする。この様な場合かえって気が楽でのんびり漕ぐ事が出来ます。しかし、潮流が気になり岸ベタで漕いだので、時間の割には距離は伸びませんでした。この地は白神山地ブナ林の地、雲間に見える濃い緑がきれいです。
- 6月11日:「深浦町北金ヶ沢です」 07:00艫作漁港発、13:00北金ヶ沢着、雨、北西の風、漕行28km。詳細は後。
詳細です。大荒れの中目指した千畳敷漁港には大波が入り込んでおり、次の北金ヶ沢漁港まで漕いで上がりました。宿は千畳敷まで戻らなければ無いとの浜のおばさんの話、紹介をお願いし迎えに来てもらい民宿田中屋さんに入りましたが、それからが大変。おかみさんの大歓迎を受けあれも食べろこれも食べろと、つきっきりのサービス、そのうちに陸奥新報の記者が表れ取材が始まる、その間もおかみさんの体格に負けない大声で話しっぱっなし。メールが遅れた原因です。
- 6月12日:「鯵ヶ沢です」 09:50北金ヶ沢発、11:50鯵ヶ沢着、雨、西の風、漕行10km。今朝もおばさんの親切攻勢は止まず、朝から鯛の焼き物に潮汁、かすべ(エイ)の煮物、みず、熊笹の筍等々、珍しい物懐かしい物。現れた昨夜の新聞記者にも朝食を振るまい、そして一言「せば、送ってけ」。と云う事で記者さんに北金ヶ沢迄送ってもらい、写真を撮り、見送ってもらいました。見た目以上に波も風も強く鯵ヶ沢にて上がりまたまた宿に入りました。津軽地方は低温注意で最低気温10度で寒いです。引退した舞ノ海はここの出身です。先日の「へなし」の「へ」は舟へんに戸、「舮」と書いてます。
続きです、同宿の人に、沖縄の西表島から稚内まで自転車旅行中の京都の佐々木美幸さんと云う若い女性がおり歓談する。最後に互いのカメラで記念写真を撮ろうという時になって私のカメラが無いのに気づく、コーヒー屋さんに忘れた事に気ずき、タクシーで取りに行くも田舎の事とっくに閉店している、すると運転手さんが本部に無線連絡を取り、店の鍵を持っている人の家を調べてくれ、そこへ行きその人に一緒に店に行ってもらい、カメラは無事に戻りました。もちろん自転車の彼女との記念撮影も無事に済みました。運転手さんありがとう。
- 6月13日:「車力村です」 11:00鯵ヶ沢発、17:00車力村漁港着、晴、北北西の風、漕行20km。昨日千畳敷にてすれ違いになった、亡母の弟の伯父夫婦が相馬村から06:00に迎えに来てくれ、50年振りに母の実家を訪ね古い写真等を見感慨深い思いをする。三時間程で引き返し出漕する、全行程向い風で難航するも何とか車力村まで辿り着いたが、港の規模は大きいが何にもない、漁船さえ数少ない所です、でも北海道がはっきり見えました。四日振りにテント泊となる。ところでカヌークラブ員は練習に励んでいますか木村部長?、今年の江戸川下りの計画はいかがですか?
- 6月14日:「小泊村です」 08:00車力村発、14:30小泊村着、晴、東の風、漕行28km。東の風強く岸ベタで小泊岬まで行く、岬を回り込んだ途端大荒れの海、津軽海峡を吹き抜けて来る風と波はさすがに強い。村役場に行き挨拶し海峡の潮流に関する情報を得る、水産商工観光課長の長谷川さんにいろいろお世話になり、基幹集落センターを貸切りで使わせて頂く、シャワー、洗濯機、炊事場と全て完備です。更に夕方、ビールとおつまみの差入れと、漁村行政の実態等を話してくれました。又、管理人のおばちゃんが魚や蕗の煮付け、佃煮、毛布まで持って来てくれました、小泊村万歳
- 6月15日:「竜飛崎です」 08:05小泊村発、12:00竜飛崎着、晴、東の風、漕行16km。昨日と同じく東風が強い日で、竜飛埼の西側は陸ベタで風裏で漕げたが、先端を回り込んだらやはり大荒れ、このままこの風に吹かれて行ったら北海道に渡れるんじゃないかと思ってしまう。漁師さん情報では後二、三日後でなければ潮が変わらないので渡境は無理との事、家内も来てくれたので明日は青森へ津軽三味線でも聞きに行って来ます。民宿サンライズに入りましたが、ごちそうが山盛り食べ切れませんでした。夜、弘前の竹内さんと云う人が新聞を見たと言って訪ねてくれ歓談しました。
- 6月16日:「竜飛崎便り第2号」 停滞です、天気は最高ですが潮が悪いとの事で、潮が変わる6/18(月)まで待機する事にしました。家内も来てくれたので観光でもします。まずは龍飛の海底駅の見学です、急傾斜の坑道を地下140mまで下ります、ワイヤーが切れたらと思うと怖い気がします。その後、陸奥新報の記事を見たと言って昨夜から訪ねて来てくれていた竹内さんに案内され、金木の太滓治記念館(和洋折衷の大きな庄屋屋敷)を見、弘前で津軽三味線のライブを聞き(太棹の響きは迫力迫力)、竹内さんの家で夕食をごちそうになりました。竹内さんは自作カヌーに乗ってます。
- 6月17日:「竜飛崎便り第3号」 昨夜のハイパーホテルは二人で朝食付、弘前駅の近く、設備良しで6090円、こんな安いホテルは初めて、ちなみにシングルは4800円でした。09:00に弘前駅で家内と別れ、列車とバスを乗り次いでもう少しで龍飛へ着くという頃家内から電話が入り浦安に帰り着いたとの事、田舎の足の便の悪さにはがっくり来ます。龍飛は又も風、14機の風車が景気良く回ってます、でも明日の早朝ならokだろうと、お茶に呼んでくれた漁師のおじいさんの言。当にしていた民宿はどれも休み、夕食の支度をしていたら、鮃の刺し身と芽かぶの差し入れ、誰か生わさびを!
- 6月18日:「北海道知内町小谷石漁港です」 05:30龍飛埼発、14:00小谷石漁港着、曇り、西の風、漕行35km。津軽海峡の潮流は厳しかった。漁師さんの、今日は行けるよ、の声に送られて出漕したものの、アッと云う間に流され、どうあがいても潮流から抜けられず、三時間後には目標の松前はあきらめ、北海道のどこでもいいやに切り替える、それでもどんどん流され、木古内まで見えはじめる、これはいけないと必至に漕ぎ、ようやく小谷石漁港にたどり着く、疲れました。なにはともあれ北海道です万歳。途中二度に渡ってイルカの群れに出会いました。道新の取材がありました。
- 6月19日:「松前町赤神漁港です」 07:25小谷石発、16:30赤神漁港着、小雨、東の風、漕行38km。雨こそ降っているが無風ベタ凪、昨日がこの天気だったらと思ったが、午後からはやはり潮が流れました、ベタ凪で潮が動いている様には見えないが、やはり激しく流れていました、幸い同方向でしたので問題は無く、逆に乗って漕ぐ事が出来、楽な一日でした。昨日は二度イルカの群れを見ましたが、今日は奇妙なクラゲを岩間と福島港の間で見ました、幅30cm、長さ3m位で半透明薄青い立縞入りです、その他岸近くの岩礁には昆布が、港内の岸壁にも紫ウニがいっぱい、さすが北海道!
- 6月20日:「上の国漁港です」 07:55赤神漁港発、16:00上の国漁港着、霧雨、東の風、漕行40km。北海道には梅雨が無いはずなのに昨日、今日の天気は梅雨そのもの、人の気が無く、低木より見当たらない山々、低い気温、北国の風景は人を無口にさせます。装備がベタベタしてかないません。しかし海中を見ると昆布が、ウニが岩いっぱいに張り着き、名は分かりませんが大型の魚が群れているのが見えます。こんな北海道でなぜ漁港の使用制限条例が出来たのか訳が分かりません。村役場水産課に電話をして許可を求めて見たところ、正式に言われると困ってしまうんだよな、向こうも苦笑いをしている様でした。漁師さん方は条例の存在そのものを知らないか、知っていてもその無意味さに無視しているのでしょう。むしろ好意を持って歓迎し、必要な援助、助言、情報を提供してくれ、出発の時には激励し声援を送ってくれるのが実態です。漁船以外?遊漁船は?漁師の所有しているプレジヤーボートは?視認性が悪い?どの様な気象条件でその距離は?その気が無ければ近代機器を積んだ原子力潜水艦でさえあの始末、転覆しやすい?あんたカヤックを見た事もましてや乗った事も無いんじゃ無い?腹が立つから止めます。
確かに漁業者とマリンスポーツ愛好者及びその関連業者の間や異種スポーツ間、又釣人との間には各種のトラブルや事故が発生しているのも事実です。であればそれらの問題点を解決し互いに楽しく安全に、海や関連施設を有効活用出来る様に考えるべきであって、問題があるから禁止とは実に安易な方法であり、遊び、レジャーに対する理解もその精神的肉体的な再生産性を認識しない後進的な考え方です。現に神奈川県江の島付近の漁協とマリンスポーツ愛好者は話し合いその成果を他地区でも学んでます。浜に上陸する困難さを体験させてやりたい。
- 6月21日:「熊石町です」 07:25上の国発、15:30熊石漁港着、曇り後晴、無風、漕行40km。朝は霧雨から曇り、無風、凪、午後から三日振りに陽の光を見る、身体も心も温まる。早めに上がり装備品の乾燥、洗濯、食品の買い出しを行う。今金から鈴木先生差し入れを持って来てくれる、6/25(月)の今金中学校で話をする事となり打ち合わせを行う。木村部長今年の江戸川下りの日程が決まった様ですね、しっかり準備をして下さい、又、千葉県のカヌー大会にも出場するとも聞いてますがどの様な内容ですか?沢地さん携帯からホームページを見れるとの事ですが私には???です。
- 6月22日:「瀬棚町です」 06:45熊石発、16:30瀬棚着、快晴、西の風、漕行40km。風無し波無し、暑くも無し寒くも無し、云う事の無い絶好のパドリング日和、右に奥尻島(以外に大きく、島の建物が確認出来る程に近かった)を見、山には鴬が鳴き、草原では雲雀がさえずり、遠くに見える赤い屋根は牧舎とサイロ、広い牧場には草を食べる牛の姿、何とも穏やかでのんびりした北海道。そして烏賊漁の漁船が集漁灯で満艦飾になって一斉に出漁して行く。ウニ漁が解禁との事で磯船(北海道独特の小船で、細くて平底、オールで漕ぐ-今はエンジン付)が走る。そんな一日でした。
- 6月23日:「瀬棚町便り第2号」 01:30弟夫婦とその娘と、鯵が沢で一緒になった自転車で沖縄から稚内まで縦断中の佐々木さんが来てくれる。瀬棚町の隣り今金町は私が卒業した今金高校がある所。そして実際に住んでいた(高二から高三の間)花石部落へ廻り、見て回りましたが、すっかり過疎化し、鉄道と言っても一両編成のディゼルカーが日に何本か走っているだけでしたが。今はそれも廃止され、新しいバス道路が出来ており、木々も成長し、周辺の景色に僅に昔を偲ぶだけでした。更に山奥の美利河温泉まで足を伸ばし、緑濃い谷間の露店風呂を楽しんで来ました。夜はバーベキュウでした。
- 6月24日:「島牧町千走漁港です」 07:10瀬棚町発、13:10島牧町着、曇り、西北西の風、漕行36km。弟(勝三)家族、鈴木先生、佐々木さんに見送られて出発、西北西の強い風に追われてぐんぐん走る、その割には波はあまり高くならず実に漕ぎ易い、当初予定していた茂津多漁港は知らない内に通過し、結局島牧漁港迄来てしまう。鈴木先生に迎えに来てもらい、明日話をする事になっている今金中学まで戻る。鈴木先生のお宅に泊りバーベキューで歓待を受ける。千葉県大会の結果、場所、クラス分け、出場者等をお知らせ下さい。
- 6月25日:「島牧町歌島漁港です」 11:10島牧村千走漁港発、14:00島牧村歌島漁港着、晴、西の風、漕行15km。08:45から09:40の間、今金中学二年の三クラス72名に対し旅の話をする。最後にお礼の言葉、花束贈呈の儀式が用意されており、照臭くもあったけど感激もしました。その後、鈴木先生に島牧まで送って頂き出漕しましたが、途中から大荒れに荒れ、ようやく歌島漁港に逃げこみました、漁師さんに感心されるやらあきれられるやらで、道路に座り込んで話の肴にされました。千葉県大会上位入賞おめでとう!やったね!全国大会もがんばれ!大坂先生ご苦労様でした。詳細たのむ。
- 6月26日:「いわない(岩内)」 06:15歌島発、16:00岩内町着、晴、北の風、漕行42km。寿都湾は北海道一出し風の強いとこ、無風の時しか渡れないぞ!と、さんざん漁師さんに脅かされましたが、幸いに北の弱風、向風ではありましたが岩内まで来る事が出来ました。ここで寺田潮さんと云う漁師さんに出会い、風呂に案内され、経営している食堂で帆立を山程ごちそうになりビールを飲み、そのままお店の座敷に寝込んでしまい今は貸し切り状態で使ってます。昨年、森田渉さんもここにお世話になった模様です。澤地さん腰の具合は?花束は保険室の美人先生にあげました。カヌー部ガンバ!
- 6月27日:「神恵内です」 07:00岩内発、11:00神恵内着、薄曇り、北西の風、漕行16km。積丹半島の先端には港なし、一気に行くには距離有過ぎ神恵内で様子を見てから行きなさい、知り合いの民宿に連絡しておくから、これを持って行き茹てもらいなさい、と、今朝捕れたヘラ蟹六匹を持たして、昨夜お世話になった寺田さんが送り出してくれました。とてもとても断れるものでなく、おおせの通りに行動してます。と云う分けで洗濯をし、昼間からテレビを見てのんびりしました。そちらは暑さが厳しくなっている様ですが、こちらでは日によってまだ朝晩はストーブに火が入ります。
- 6月28日:「積丹町野塚です」 07:50神恵内発、14:10野塚着、晴、西の風、漕行32km。積丹半島の奇岩、奇石、滝、積丹岳、余別岳(いづれも1200m強)の残雪等々の景色を楽しみながら漕ぐ、しかし、神威岬はさすがに難所、調度追い風とはいえ西風が強くなっており、岬と神威岩との間の水路を抜ける時は緊張しました、でも岬の展望台から観光客が注視しているのが見えたので、パドルを振ってサービスし、これくらいの大波は平気だよとばかり、白波の砕ける岩の脇をサーフィン状態で抜けて来ました。ここまで来ると随分と北国へ来た感じがし、水温も冷たくなっています。
- 6月29日:「小樽市塩谷です」 08:30野塚発、16:30塩谷着、曇り、北の風、漕行44km。遠方は霧がかかり視界が悪いが、波も風も穏やか、昨日に続き奇岩、奇石の景勝の中を漕ぐ、特にこの地の岩にはローソク岩と呼ばれる、単独で海中から高く立ち上がっている岩が多く、断崖の岩肌も見る角度によって、子供を背負った縄文人、天を見上げたゴリラ、立ち姿の貴夫人等々、その中を海燕の群れが飛び交う。予定していた余市着が14:00と早かったので、もう一漕ぎと思ったら次の港が無く、とうとう塩谷まで来てしまいました。明日は北海道テレビの同行取材の予定です。
- 6月30日:「小樽市銭函です」 08:15野塚発、13:00銭函着、曇り、西の風、漕行24km。北海道テレビの取材を受けながら出発、その後も約1時間程の同行取材を受ける。今日の積丹岬も波、風ともに穏やか、断崖絶壁に群れ飛ぶ海燕を見ながら漕ぐ。途中小樽沖でヨットレースの為に集まりながら、風が無い為に待機中のヨットの群れを見ながら漕ぐ。着地の銭函では兄弟、親戚、友人、それに取材陣の一行が、花束、花火、大漁旗、横断幕でにぎにぎしく迎えてくれる。恥ずかしくもあり嬉しい一幕でした。そして弟の家へ集まり大宴会となりました。
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